流し撮りへの道(3)

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久しぶりの撮影コラムです。流し撮り編となるとPart2が実に3年半以上前に遡ります。今回は特に前回のコラムと関連づけなく記載させて頂きました。

最近、「トビモノ(飛翔シーン)はいくつ以上のssだったら撮れるんですか」という質問をメールなどでよく拝見させて頂きますが多くの方がトビモノの撮影はss(シャッタースピード)を目一杯上げて写し止めると言うことだと思っているようです。
もちろん、私も最初はそう思っていて「1/1250秒信仰」なるものがあってssがこれ以上でなければトビモノは撮れないものだと思っておりました。ですから曇りの日などはssを確保するためにノイジー画質覚悟でISOを800とか1600とかに上げたものです。(5年以上前はこの領域はノイズが酷くて全く使い物にならなかった)
でもノイズバリバリの画はなるべくなら避けたいということで晴れだろうが曇りだろうがISOを200に固定して撮るようにしました。でもトビモノを狙うとssが晴れの日でも1/640秒くらいでやはり被写体がブレブレでした。しかし撮り続けていると次第に被写体(カワセミ)に合わせて自ずとレンズを振るようになってきました。すると1/320秒くらいでも被写体が止まっているカットをたまに撮れるようになってきました。被写体は止まり背景は若干流れていて躍動感があるのです。そう、被写体にシンクロさせて撮影するということはこの頃から気付き始めたわけです。1/320秒の画をさらに躍動感を出すには確率こそ低くなってきますがssを下げていけばよいわけです。

1/1250秒くらいの高速ssで撮る場合は被写体を「写し止める」という考え方で瞬間を切り取るということになるわけです。一方1/100秒クラスの低速ssのいわゆる「流し撮り」は成功する確率こそ相当下がりますが一枚の画で被写体の躍動感を見る人に訴えるには必要十分な表現になるわけです。私の経験上1/250秒を下回ると少しずつ難しくなってきますが少しでも躍動感を画に求めるなら是非1/320秒くらいから始められることをお勧め致します。

但し被写体までの距離が10m級とかの至近距離になってしまうと1/1250秒クラスでも止めにくくなってしまうということは覚えて置いて下さい。逆に被写体まで50m級以上の場合は1/100秒クラスでも成功する確率は高くなります。あとは被写体のスピードによっても差が出て来ますので大体の目安にされるとよろしいかと思います。

過去在庫から
1/80秒のカワセミ。

Nikon D2X
焦点距離 600mm(1200mm相当)
露光時間 1/80秒
F値   4.0
ISO  100
露光モード M
Capture NX2 ver2.0→PhotoshopCS3
撮影日時 2007/11/17 09:07
クロップ、トリミング、リサイズ


1/100秒のヤマセミ。

Nikon D300
焦点距離 850mm(1275mm相当) 600mm+1.4倍テレ
露光時間 1/100秒
F値   6.3
ISO  200
露光モード M
Capture NX2 ver2.0→PhotoshopCS3
撮影日時 2008/01/26 08:22
トリミング、リサイズ


おまけ 0.3秒のダイサギ

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 400mm(520mm相当)
露光時間 0.3秒
F値   2.8
ISO  200
露光モード M
PhotoshopCS3
撮影日時 2005/10/10 05:38
トリミング、リサイズ


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高画質への道(1)~テレコンは必要か~

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最近のホバホバラッシュで被写体の大きさが今までより求められるようになってきました。ホバリング中のカワセミの力強さを表現するにはカワセミの表情を私は重視するので必然的に被写体の大きさが必要となってくるわけです。しかしできればトリミング量を少しでも減らして光学的に大きく撮れるようにしたい・・そうとなるとやはりテレコンは必須となるわけです。
しかしテレコン=画質が落ちるというのが定説になっていて開放も1段アンダーになるしファインダーも暗くなるので出来れば使いたくない、という方が多いのではないでしょうか。ご多分にもれず私もその一人ですがホバリング撮影は大半がAF撮影になるためファインダーに被写体を大きく捉えるためにもテレコンは欠かせないわけです。しかし描写がシャキっとした画が撮れる確率はがくんと下がってしまうのです。これは超望遠域ならではのぶれやすさとピントの難しさに拠るところだと思います。画質が悪いと感じるのは大半の人がこの部分を指していると思います。
では数少ないテレコンを入れたバチピン・ブレ無し画像を単体の同じ条件の画像と比較するとどうでしょう?サンプル画像が無いのが残念ですがあくまでも等倍で見た世界で描写が光学ガラスが増えている関係か少々眠いように感じます。しかしWebで鑑賞するレベルではリサイズしてしまうのでさほど気になるレベルではないと思います。ただしいくらバチピンであっても大きくトリミングするとシャープはゼロだと少々厳しいかもしれません。単体で撮影したバチピンの画だったらほとんどシャープは要らないと思います。
要するにテレコン入れると描写が悪くなるのではなく悪くなる確率が高くなるというのが正解かもしれません。A3ノビくらいの大きさにプリントするのであれば差はわかるかもしれませんが。
なかなかバシっとバチピン・ブレ無しで決まらないテレコン撮影ではありますが最近私はゴーヨン+1.4倍テレコンの描写が気に入っています。ボケはゴーヨン単体の時より圧倒的に綺麗になりますし、ロクヨン+1.4倍ほどピントもシビアではありません。なによりも開放F5.6からシャープな描写をするのが非常に気に入っています。今後、カワセミまで距離のあるフィールドではこの組み合わせをメインにしようと思っているくらいです。
あと最後に私の独断と偏見のテレコンを入れた状態の画質(シャープネス)関係図を記しておきます。参考にされて下さい。(ニコンの場合であくまでも個体差やボケ量などは無視するものとする)


ヨンニッパ単体(400mm)>ゴーヨン単体(500mm)>ロクヨン単体(600mm)=ヨンニッパ+1.4倍(560mm)>ゴーヨン+1.4倍(700mm)>ヨンニッパ+1.7倍(680mm)>ゴーヨン+1.7倍(850mm)=ロクヨン+1.4倍(840mm)>ロクヨン+1.7倍(1020mm)

*2倍テレコンは使用していないので比較対象から外させて頂いております。

最近の在庫より

Nikon D2X
焦点距離 700mm(1400mm相当)
露光時間 1/60秒
F値   5.6
ISO  100
露光モード M
Capture NX ver1.2→PhotoshopCS3
撮影日時 2007/10/14 07:35
クロップ、トリミング








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ザ・大伸ばし.....。

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今夏撮り続けたアカショウビンの画像を何か形に残したいと思い、一番お気に入りの画を思い切って全紙に引き伸ばしてみました。jpegファイルをソフトで転送するだけのネットプリントってヤツです。最初は何も指定しなかったら思いっきり黒バックを適正露出にされて届きましたが(汗)、次に「補正なし」を指定したらこれは満足行く出来映え。クロップノートリで690万画素、約130dpiほどだったので果たしてどんな出来映えになるか不安でしたけどね。下の写真でしかお見せできないのは残念ですがまさに銀塩のような仕上がりです。おうちのEPSONのプリンターで印刷したものとはわけちゃいまっせ。
以前は銀塩時代に風景写真を伸ばしてみても半切り止まりだったので全紙はさすがにド迫力です。でももちろん、写真は実物のアカショウビンの等身大以上ですよ(^^; 




これからは全紙に伸ばせるような画を撮ることを目標に頑張ろうっと。










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ロクヨンとヨンニッパ+1.4テレの比較

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600mmf4で撮ったものと400mmf2.8+1.4テレで撮ったものを比較してみました。

ヨンニッパ+1.4テレ

Nikon D2X
焦点距離 550mm(1100mm相当)
露光時間 1/640秒
F値   4.5
ISO  100
露光モード M
Capture NX ver1.01→PhotoshopCS2
撮影日時 06/12/31 09:16/44
クロップ、ノートリミング


ロクヨン単体

Nikon D2X
焦点距離 600mm(1200mm相当)
露光時間 1/400秒
F値   4.0
ISO  100
露光モード M
Capture NX ver1.01→PhotoshopCS2
撮影日時 07/01/13 08:59/28
クロップ、ノートリミング



ほぼ同じ時間帯でほぼ同じ位置で撮っているものですが、肝心の絞り値がヨンニッパ+1.4テレはf4.5でロクヨン単体は開放のf4.0とそれぞれ違っています。でもそれを差し引いたとしてもこの立体感の差は大きいと思います。等倍で拡大してみてもロクヨン単体の方がぼけ方はとても綺麗でした。ヨンニッパはテレコンが入っているのでやはりロクヨンに軍配が上がります。しかしこの画像を在庫から探すにあたって苦労したのが特にロクヨンの方はピントが合っている画がなかなか見つからなかったことです。ほんとこれからこのレンズで修行することを考えるとこの超激薄ピントには泣かされそうです(^^;

引き画か?超トリか?

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デジタル写真の世界も進化が止まらず銀塩では考えられなかった撮り方というのが出来るようになりました。これは楽になったのではなく、むしろ敷居が高くなったと考えていいでしょう。これは「超トリ」を意味するのですが「超トリミング」→「抜粋」と解釈してよいでしょう。「トリミング」は画像の周辺を切り落とすイメージが強いですが「超トリ」は画像の一部をくり抜いてしまうのです。これは人によって基準がありますが私の場合は長辺1500pix以下を「超トリ」と呼ぶことにしています。方や対照的に「引き画」というのはいわゆる「風景の中の鳥さん」と多くの鳥屋さんに解釈されています。これはおそらく野鳥の写真のジャンルでは一番難しいのではないのでしょうか。なぜなら被写体が小さく、風景に負けてしまうことがほとんどだからです。風景で見る人を引きつけつつ主役の鳥さんの存在感も表現しなければならない、そう考えるとほとんどの引き画が画になっていないケースが多いです。「超トリ」は主役をアピールしやすいのですがいかんせんデジタル一眼の高画素ゆえの難しさが顔を出します。ピクセルが細かい分、ブレが目立ちやすいのです。ピントの甘さなど全く許容しません。しかもノイズが拡大されてきて高ISOで撮っている人は泣きをみます。「超トリ」を決めるにはそれ相応の「技術」が必要です。では「引き画」だったら「技術」が要らないのか?というと確かに「超トリ」ほどのきめ細かさは必要ないのかもしれませんがやはりピントの甘い写真やブレが入っているものは分かってしまいます。それよりも「引き画」はものすごくセンスがいると思います。私は引き画が苦手でこれといった自信作もないですが最近よく意識するようにしています。引いて画にならないものはトリミングして生きるかどうか?ということを視野に入れて撮るようにしています。トリして生きなければゴミ箱行きと割り切れば気楽に撮れるものです。下に引き画と超トリしたものと2枚比較で貼りましたがあなたならどちらが画になっていると思いますか?


周辺部を少々トリミングしたもの(長辺3216pix→約2800pix)


長辺3216pixを約1400pix程に超トリしたもの

Nikon D2X
焦点距離 400mm(800mm相当)
露光時間 1/800秒
F値   3.2
ISO  100
露光モード M
Capture NX ver1.01→PhotoshopCS2
撮影日時 06/12/17 13:49/32
クロップモード



うーんどちらもイマイチだけど超トリは枝がうるさ過ぎだなぁ。(^^;引き画のほうがまだましかなぁ?

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Author:shirou-miz
野鳥撮影は13年目。他に風景、最近では赤道儀を回して天体写真も撮っています。
雑誌「デジカメ年賀状工房」にカワセミの画像が年賀状サンプルとして掲載。2014年度「乗鞍岳を撮ろう写真コンテスト」入賞

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