ニコンさん、はじめまして!

気に入って頂いた方はレッツクリック!
さて、昨日「新システム導入」と大げさに書きましたが、ついにニコン、逝ってしまいましたぁ!!
以前から、解像度の高いD2Xで撮りたいと思っていたので既存のキヤノンと併せて2刀流でいくことになりました。肝心の玉はクロップモードのことも考えてヨンニッパを購入しました。今回のニコン導入までの詳しい経緯はいずれ「物欲コラム」で紹介させて頂きます。
で本日は毎年恒例の「ウメジロ」&「カワセミ」コースで出撃しました。記念すべきニコンデビュー戦はウメジロのサービスにはじまりましたがAF抜けまくりで改めてニコンの難しさを痛感しました。
カワセミは♂と♀の2羽モノで今日の暖かさがこの2羽の求愛に拍車をかけました。そうですね、もう1ヵ月後には桜が散り始めてカワちゃんも巣穴掘りにせっせせっせと忙しい季節になっているのです。・・で本日の成果はカメラに神経が行き過ぎてたいしたものは撮れませんでした。しかも現像に手間取り過ぎて更新がこんな時間になってしまいました。
明日はお仕事ですが明後日はお休みを取りましたのでニコン修行を続行したいと思います。
もうお互いを受け入れあっているペアモノ。いよいよ恋の季節ですね。

Nikon D2X
焦点距離 400mm
露光時間 1/640秒
F値 3.5
ISO 100
露光モード M
Nikon Capture Editor 4.4
撮影日時 06/03/11 14:04/07
クロップノートリミング
たとえ高速ssでも近いとブレが目立ってしまいます。

Nikon D2X
焦点距離 400mm
露光時間 1/1250秒
F値 2.8
ISO 100
露光モード M
Nikon Capture Editor 4.4
撮影日時 06/03/11 12:25/52
クロップちょいトリミング
水面モノもカワセミに集中できず今ひとつでした。

Nikon D2X
焦点距離 400mm
露光時間 1/800秒
F値 2.8
ISO 100
露光モード M
Nikon Capture Editor 4.4
撮影日時 06/03/11 14:31/23
ノンクロップちょいトリミング
おまけのウメジロです(実は今日はこれが本命だったりして・・)

Nikon D2X
焦点距離 550mm
露光時間 1/400秒
F値 4.5
ISO 100
露光モード M
Nikon Capture Editor 4.4
撮影日時 06/03/11 09:05/52
クロップちょいトリミング
ニコンは難しぃ~!でも楽しぃ~!当分はニコンで修行じゃぁ~!
重大発表!?
長玉への道(5)~さらば、ゴーヨン~

気に入って頂いた方はレッツクリック!
ロクヨン(600mmf4)を手に入れてから半年が過ぎ、このレンズでカワセミのトビモノやらホバやらを撮れるようになってなんら不満のない日々を過ごしていました。ただ気になっていたのがサブレンズになってしまったゴーヨン(500mmf4)の出番が殆どなくなりロクヨンを購入してから3回ほどしか使っていなかったことでした。
そして2005年の7月のことでした。かの地のホバホバ祭りが終わり、再び道場フィールドへ戻ってきました。いつもの仲間とカワセミのトビモノを狙うのですが、今までのフィールドがカワセミまで最低30mはあったので、このカワセミまでの距離が20mに満たないフィールドではトビモノが全くと言っていいほどフレームインしません。そう、すっかり前のフィールドの癖がついてしまったのです。そこで仲間の一人がトビモノ撮影用になんとヨンニッパ(400mm、f2.8)を持ってきたのです。私はC社のヨンニッパにお目にかかるのは事実上この時が初めてでした。400mmとくればスポーツ写真が思い浮かびますが鳥屋で400mmはあまり聞くことはありません。まずは被写体の大きさ命ですから・・・
そのヨンニッパユーザーの方は面白いようにカワセミのトビモノをフレームインさせていて、その日の夜にその方のブログの掲示板にアップされた画を見てみると唖然としました。
(開放f2.8でなんでこんなにシャープなんだ・・・)
それまでの私のヨンニッパの印象は、開放f2.8は激薄ピントでおそらく描写は甘いであろう・・しかも400mmでf2.8など光学的にも無理をしているだろうからロクヨンよりモヤ~ンとしているのだろうなあ・・と勝手に想像していました。しかしヨンニッパを通して映し出されたカワセミはウルトラシャープなのです。しかもコントラストもロクヨンより強く感じ、被写体のカワセミが力強く見えました。
それ以来私はこのレンズの虜になり、電卓をはじく毎日になりました。(どうやったら買えるんだ・・・)そこで出撃できずに不憫な思いをさせている愛玉ゴーヨンを売却することを検討し始めました。すごく思い入れのあるレンズですがもはやヨンニッパの描写を知ってしまった私をもう誰も止めることは出来ません。「ゴーヨンを売却すれば追い金20万円ほどでヨンニッパを手に入れられる・・」
そして某オークションにて我が愛玉ゴーヨンは売られていきました。(次のコラムに続く)
当時の在庫より

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 400mm
露光時間 1/1000秒
F値 2.8
ISO 200
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 05/07/25 09:20/03
ピクセル等倍トリミング
暖かさが仇となる・・・

気に入って頂いた方はレッツクリック!
今日もホバを期待して出撃するも惨敗。暖かくなってきてお魚さんは探しやすい所に浮いてきて、す~ちゃぽんと飛び込んでいとも簡単に捕食してしまい、公園には人が多く出てきました。あ~カワちゃんが行ってしまう・・・今日は暖かくなって過ごしやすかったからですね。
更に追い討ちをかけるようにいつものカワ嬢は♂の所まで行ってしまうことが多く、我々カメラマンを相手にしてくれません。春はそこまで来ていますがカワちゃん、サービスの方よろしくたのんます~!
♂を見送るカワ嬢。ノビノビ状態です。

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 600mm
露光時間 1/400秒
F値 5.6
ISO 100
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 06/03/05 09:15/08
大トリミング
バックごちゃごちゃはご勘弁を!

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 600mm
露光時間 1/640秒
F値 4.5
ISO 100
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 06/03/05 11:28/58
トリミング
水面モノも惨敗。

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 600mm
露光時間 1/800秒
F値 5.0
ISO 100
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 06/03/05 12:57/44
トリミング
さあ、また来週出直しだ!(しかしどこへ行こう・・・)
そろそろ♂と♀が・・

気に入って頂いた方はレッツクリック!
昨日の願いが通じたか、♀が少しだけホバしてくれました。しかしAFは抜けるし、バックは悪しで気に入ったカットが撮れませんでした。
ここも♂と♀が縄張りを少し離れて分けあっていますが今日はしばし一緒になる機会がありました。たまに♀が♂を追い出したりしますが、仲は悪くなさそうです。このカップルの同士で求愛か?とにもかくにも目が離せませんね。
去りゆく水面モノ

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 560mm
露光時間 1/250秒
F値 5.6
ISO 50
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 06/03/04 09:57/44
超トリミング
たまには引き画もいいかな?

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 840mm
露光時間 1/320秒
F値 8.0
ISO 100
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 06/03/04 12:50/43
ちょいトリミング
まともにやったのはこの1回だけ。まあ撮れただけよしとしましょう。

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 600mm
露光時間 1/400秒
F値 5.6
ISO 50
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 06/03/04 13:12/28
超トリミング
さて明日はどうなることやら・・・
明日に願いを込めて・・・
流し撮りへの道(2)

気に入って頂いた方はレッツクリック!
低速ss(シャッタースピード)で背景のみが流れる流し撮り」は躍動感が出て本物のトビモノという感じがします。この流し撮りもいくらチャレンジしてもカワセミも一緒に流れてしまい失敗が当たり前で偶然という要素がないと成立しないものだと考えていました。
ところが、とある、ホバが期待できるフィールド(カワセミまでの距離35mが当たり前の所)で相変わらずホバに備えて低速ssの設定で水面飛びを狙っていたのですが、これが面白いようにカワセミにシンクロしてカワセミはピタッと止まり、背景は流れるといった画が高い確率で撮ることが出来ました。ssは1/100秒から1/320秒くらい。普通で考えるとブレブレのssですが連写して5枚に1枚くらいはカワセミが止まっています自分は腕が上達したんだ・・・」とこの時は有頂天になってしまいました。
そしてこのフィールドが終焉を迎えて、以前の道場フィールドに戻りました。ここは20m以内の所にカワちゃんがやってきます。ホバホバフィールドのように枝から水面飛込みまで600mmで容易に追えない、近いけどトビモノには厳しいフィールドです。そしてホバホバフィールドで撮っていた時のように低速ssでトビモノを狙ってみました。ところがカワセミがフレームインしません。しかもなんとかフレームインさせてもお話にならないくらいカワセミがブレブレです。仕方が無く1/640秒の安全圏で狙いますがこれもまた眼が流れたりしてカワセミがビシッと写ってくれません。微妙にブレてしまうのです。一体どうしたことか?
距離が近ければ解像度が上がるのでちょっとした粗がすぐ目立ってしまう、というのが正解でした。ホバホバフィールドで流し撮りをマスターしたつもりになっていたのですが、それはカワセミまでの距離が相当あったので解像感が乏しい状況で撮っていたのです。当然、粗が目立たなかった訳ですね。しかもカワセミが小さいのでフレームインもしやすく追いやすいということも付け加えさせて頂きます。カワセミまでの距離が遠ければレンズの振る量も少なくて済むからですね。
このように距離の近い写真は非常に難しいと改めて思いました。距離が遠ければ解像度が下がるけどトビモノの成功率は上がります。だったら距離が遠くても解像度が高いカメラやレンズを使えばいいではないか、と私は考えるようになってきたのです。(次のコラムに続く)
当時の在庫より(水面がバックだと背景があまり流れません)

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 840mm
露光時間 1/250秒
F値 5.6
ISO 200
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 05/05/22 08:04/30
大トリミング