長玉への道(1)~さらばサンニッパ~

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皆さんは長玉と言われるレンズは何mmからだと思いますか?鳥屋の標準レンズは600mmだと言われます。けど銀塩で等倍画角だとかなり物足りない感じがします。デジタル一眼が主流になった今では400mm(ヨンニッパ)からが長玉かな?という気がします。私はこれまでMarkⅡ+サンニッパ+2倍テレコンで頑張ってカワセミを撮ってきました。しかしはじめて半年くらい経つと鳥屋の自覚(なんのこっちゃ?)が長玉を欲しくさせていくのです。2倍テレコンだと画質が悪いと言われますがサンニッパに装着するとなかなか画質頑張ってくれます。しかし長玉レンズ単体のときのようなピシッとしたシャープさがないのも事実です。日増しに私の2倍テレコンコンプレックスが強まって行きました。決定打はある日撮影が終わってサンニッパを片付けようとフードを外したら仲間の一人が「随分可愛いレンズを使っているね。」と言われたことです。ここで私の物欲パワーはピークに達し、とうとう1週間も経たないうちにキヤノンの500mmf4(ゴーヨンを購入してしまったのです。それもまたしてもローンレンジャーで・・・・よく普通の人間としての良識にとどまれるのがサンニッパまでと言われています。このレンズで我慢が出来なくなったらレンズ沼にどっぷりつかっていくようなものです。ここから金銭感覚が麻痺してレンズの大きさの感覚も麻痺してきます。ゴーヨンを見て「随分コンパクトだね。」なんて言おうものならあなたは重症です。社会復帰は難しいでしょう。そんな世界に引きずり込まれていったのです。でも500mm、ついに長玉所有者になれたのです。こんな嬉しいことはありません。しかしながら3年以上愛用したサンニッパはお払い箱となりました。未練たらたらでしたがとても売らないことにはゴーヨンの頭金ができません。そうです。カワセミ撮りに愛用していたサンニッパはもう手元になく後には引けない状態になったのです。
(長玉への道・2へ続く)
当時の在庫より

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 500mm
露光時間 1/1000秒
F値 4.0
ISO 320
露光モード Av
露出補正 0.0EV
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 04/11/06 14:12/04