長玉への道(2)~嗚呼ゴーヨン~

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(長玉への道・1からの続き)
かくして私は500mmをゲットすることにより初の長玉オーナーになったわけでこれで装備も一通り恰好がつくようになりました(恰好だけで撮っているわけではありませんが・・)。
まずサンニッパ+2倍テレコンとの違いで感じたことは「立体感」が全く別物だということす。この「立体感」とはレンズ単体の無理のない画質といったらいいのでしょうか。それとやはりシャープさが全く別物です。開放絞りでもガンガン行けます。普通カワセミのトビモノは少しでもss(シャッタースピード)を稼ぐために開放か1/3段絞りくらいで撮ることが多いですがこの開放でバシッとくるのは非常に嬉しいことです。また知らないうちにレンズを構える腕を長く伸ばしているのが長玉オーナ-になった雰囲気を味あわせてくれます。しかしサンニッパより約1.3kg増しの重さは結構こたえます。この時通っていたフィールドがやたらと動き回る場所だったから余計にそう感じました。この頃はゴーヨンでこの重量感なのにロクヨン(600mmf4)だったらまずへたれの私には担げないのだろうなあと思っていました。ですから腕も体力もない私にとってこのゴーヨンはぴったりなレンズだと思っていました。ゴーヨンにレンズをグレードアップしてもカワセミはトビモノを簡単に撮らせてくれません。むしろゴーヨン+1.4倍テレコンの方が被写界深度が浅いのでピントの難しさを感じることが多かったです。でもなんとなく「この自分にぴったりの長玉で憧れだったカワセミを撮っているんだ・・」と自分なりに満足して至福の時を過ごしてゆくのでした。
(長玉への道・3へ続く)
当時の在庫より

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 700mm
露光時間 1/500秒
F値 5.6
ISO 200
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 04/12/04 09:22/17
ノートリミング