ホバリング撮影への道(1)

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カワセミの撮影で最も人気があるのがホバリング(停空飛翔)であることは有名ですが最初はこれがなかなか上手く撮れません。
いきなりホバに遭遇すると焦ってしまってファインダーに入らず、やっとこさ捉えたと思ったらホバが終了してカワセミが落下していく所だけがブレて写っていたり、AFがスコーンと抜けてピントが合わなかったりと、皆さんもこんな経験があるかと思います。
私はカワセミ撮影を始めてからホバをまともに撮れるようになるまで8ヶ月くらいかかりました。というよりは通っていたフィールドでほとんどホバしなかったのです。ですからファインダーで初めてホバを捉えて連写した時には感動このうえなかったです。でも今でもホバの撮影はあまり得意ではありません(爆)。特に私が苦労したのはロクヨン(600mmf4)で撮影を始めた頃でした。この被写界深度の浅いレンズでカワセミが前ボケに入ってしまうとファインダーで捉えていてもさっぱり解りません。そこで慌ててレンズを左右上下してしまうものですからドつぼにはまります。ですから予めどの辺でホバるかを予測して飛び出しと同時にピントリングを回す必要があります。
AFに関しても最初は抜けるのが怖くて一生懸命MFでピントリングを回していました。でもこれがなかなかピントが会ってくれません。気持ちが焦っているからです。この気持ちの焦りがなくなるにはやはりカワちゃんに長いホバをやってもらうしかありません。でも毎回10秒以上のホバをたくさんやっていたらすぐに飽きてしまって有難みもなくなるのでしょうね。
まあ理屈はこの辺にして本ブログ初の写真館が立ち上がりました。駄作が多いですが見てやってください。
在庫より

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 840mm
露光時間 1/320秒
F値 8.0
ISO 100
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 06/12/03 09:56/46
トリミング