ホバリング撮影への道(2)

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誰もがカワセミ撮影で期待してしまう「ホバリング」ですが、時にカワセミが狂ったかのようにホバを連発することがあります。我々はこれを「ホバホバ天国」やら「ホバホバ祭り」などと呼んでいますがこれがblogなどを通じて知れ渡るとフィールドが物凄いカメラマンの数になります。一般の方からすればそれは異様な光景ですが、その方たちも通りがかりにホバを見ると立ち止まって歓声が湧きます。それくらいホバは人の気持ちを魅了するものなのです。むしろファインダーでのぞいて必死こいて見ているよりも肉眼で観察した方が臨場感が伝わってきて感動するかもしれません(カメラマンには無理でしょうが・・・)。さてその「ホバホバ」ですがやはりカワセミにとって一定の条件がないとしないみたいです。あくまでも憶測の域ですが
・風がほとんど無い
・水温が低い(暖かいと魚が浮いてきてしまうため)
・光線の具合
・川又は池の縁で魚が見つからない
などの条件が考えられます。パターンとしては
・木の高い所に上ってからの飛び出し
・低い枝からの上昇
・岩からの上昇
・水面に飛び込む寸前のブレーキ
などが今までの経験上多いです。
とにかく「ホバホバ」でなければアドリブに強くないと咄嗟のホバを撮るのは困難だと思います。私たちは3秒までは「ショートホバ」と呼んでいますがまさにこのラインが撮れる撮れないの分かれ目のような気がします。しかしその短いホバをおさえられた時ほど嬉しいことはありません。やはり簡単に誰でも撮
れてしまうと有難みがなくなっちゃいますからね。
在庫より

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 560mm
露光時間 1/160秒
F値 4.5
ISO 100
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 06/12/04 10:37/39
超トリミング
ホバリング写真館の方も随時アップしていきます!!