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長玉への道(9)~ロクヨン万歳~


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さて、このコラムのシリーズもカワセミ撮影を始めた時に遡って続けてきましたが、ようやく現在の約半年前まできました。所有する長玉はゴーヨン(売却済み)、ロクヨン、ヨンニッパ、そして偵察用にサンニッパと風景写真をメインでやってた時からは想像もつかないような超高級レンズのラインナップとなりました。
特にヨンニッパを手にしてからは映像の世界が自分自身の中で大きく変わり、とにかく大きくアップで写せればいいという考え方が変わりました。とはいっても所詮は400mmですのでファインダーで覗いて見るカワセミの姿があまりにも小さいことが多く、1.4倍テレコンが欠かせません。この組み合わせが単体ヨンニッパと比べてさほど画質の劣化が見られないことがこのレンズをメインで常用できる全てだと思います。しかも開放でいけてしまいます。(2/3段ほど絞ればほぼ完璧です)1.4倍テレコンを常用して560mmf4・・・このロクヨンとほとんど変わらないスペックはロクヨンの存在価値を私の中で薄れさせロクヨンが必要ないのでは?と思い始めるようになりました。AFの作動範囲を限定するフォーカスリミッターなるものがありますがこれを効かせた場合、ロクヨンISだと16.2mが最短になりますがヨンニッパISだとこれがなんと10mになります。カワセミが枝から飛び出して至近距離まできてホバリングをすることを想定するとフィールドによっては16.2mの範囲内に来ることはたまにあります。AFのレスポンスをよくする意味でも特に使う機能ですのでこの差は大きいと思います。
・・とここまでくるとロクヨン不要説まで出てくるのですがある日、私は過去にロクヨンで撮った画像を整理していると、画は平凡なのですが驚くようなバチピンのカワセミの水面飛び出しの画が出てきました。絞っていると思いきやデータを見ると開放なのです。それはロクヨンの描写の甘いイメージは微塵もなく、ものすごいシャープな画でした。よくよく考えてみるとロクヨンは描写が甘いのではなく、ヨンニッパよりピントが合いにくくしかもぶれやすいのではないかと思いました。ピントは当然のごとく超激薄被写界深度ですから合いにくいのは当然ですし、ヨンニッパに比べて鏡筒が長いのでぶれやすい条件は揃っています。そう考えてみると鳥屋の皆さんが当たり前のように使っているロクヨンは物凄く使いこなしが難しいレンズだと思います。本来の素晴らしい描写があまりにも難しくて出しにくいのです。ですからヨンニッパを使い始めてその描写に驚いたのはレンズがすごいのではなく、私があまりにも下手くそでロクヨンを使いこなしていなかったのです。やはり描写云々を機材のせいにしてはいけないなあとつくづく痛感しました。
・・と感じたことをそのまま書きましたが前述したことはあくまでも私の個人的見解でありもっと詳しい方から見れば間違った見解かもしれませんが、あくまでも1ユーザーとしての意見を述べさせて頂きました。前述したロクヨンの画像を下に貼っておきます。(次のコラムに続く!?)

上記の在庫より
Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 600mm
露光時間 1/1000秒
F値   4.0
ISO  200
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 05/07/18 10:14/02
超トリミング

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