私のカワセミとの出会い(その2)

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300mmでは鳥はどうにもならない、しかし500mmや600mmなど到底、趣味のレベルでは買えない・・・
そこで元から持っていた2倍テレコンを使うことにしました。これで焦点距離はになって再びカワセミを撮りに出撃しました。前の感動も覚めやらぬうちにまたコバルトブルーの美しいカワセミが登場してくれました。この頃の私はカワセミに会えること自体ラッキーだと思っていたので無我夢中でシャッターを切りました。
何日かが過ぎ、初めて現像から帰ってきたリバーサルフィルムに写し込まれたカワセミをライトボックスで確認しました。・・・・・やはり小さい。そこでトリミングということに気付き、スキャナに取り込んでデジタルデータにしてトリミングしてみると画質の悪さに唖然としました。そうか、デジタルにすれば画角が1.6倍になるから960mm>か・・・銀塩一筋だったアンチデジタル派の私が初めてデジタル一眼を意識しました。そして気付いてみると当時では名機の呼び声の高いEOS10Dをローンで購入していました。EOS10D+サンニッパ+2倍テレコン、かくしてデジタル一眼でのとり撮りはここからスタートしました。画角がアップになったのと失敗してもいつでも消せるデジタルの特典が生かされたか枝に止まっているカワセミは満足いく画質で撮れる様になりました。まわりで撮っている人たちも殆どがデジタルだったのでこれで肩身狭い思いをしなくてすみました。しかし枝に止まっているカワセミも撮っていくうちに同じシーンばかりになってきて飽きがきてしまうようになりました。するとカワセミが枝に止まっているのに川面にレンズを向けている人がいるではないですか。(次のコラムに続く)
当時の在庫より

Canon EOS10D
焦点距離 300mm×2
露光時間 1/40秒
F値 8.0
ISO 200
露光モード Av
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 04/06/16 10:04/00