トビモノへの道(その1)

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(私のカワセミとの出会い・その2からの続き)
川面にレンズを向けるということはひょっとしてカワセミの水面にダイビングする所を撮ろうとしているのか・・・まさかあんなに速い動きをするカワセミの飛んでいるシーンなど撮れるわけがない、最初はそう思いました。案の定、カワセミが枝に止まってから魚を探して飛び込もうとすると、ズババババババァ~!!というけたたましいシャッターの連写音が聞こえてきます。10Dは秒間3コマだからカシャン・カシャン・カシャンと頼りない音がします。そう、そのけたたましいシャッター音を奏でていたカメラこそ発売になって間もないEOS-1DMarkⅡでした。秒間8.5コマで高速シャッターで切れれば確かに飛翔シーンは撮れるな、と思いこの頃から無性にトビモノ(飛翔シーン)が撮りたくなりました。しかし、いくら10Dで頑張って撮ろうとしても殆どがフレームアウトしてしまい満足に撮ることが出来ません。(結果的に私は10Dではトビモノは撮っていません)だからといって50万もするカメラを果たして買うことができるのか?や女房を説得すれば・・・結局女房は諦めた感じで許してくれて今まで大事にしていた銀塩のEOS-1vとEF50mm1.4のレンズを売却することで頭金を作り、更なるローンレンジャーへの道を歩み始めたのです。そしてMarkⅡが手元に来たあかつきには必ずすごいトビモノを撮ってやる・・・と固く心に誓ったのでした。
(次のコラムに続く)
在庫より

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 560mm
露光時間 1/200秒
F値 5.6
ISO 100
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 06/01/1 10:36/03
超トリミング